【心のリハビリ】心がなかなか回復しない人へ【回復には過程がある】
こんにちは🦆です。
心がなかなか回復しない方に、共有したい事があります。
最近、私の親しい人が大病を患い、とてもショックを受けて、私自身すごく落ち込みました。
しかし、そこから完全回復する道のりで気付いた事があるので、こちらの記事で紹介させていただきたいと思います。
本記事の内容は、
・心が回復するには、5つの過程がある
・私の体験談
仕事が手につかなくなるくらい落ち込んでしまいましたが、そこから心を回復させていった過程をお話していきます。
◆心が回復するには、5つの過程がある。
心の傷は、負った時から回復するまでに5つの過程があり、その過程を経て回復していきます。
◆5つの過程
①ショック
②否認
③混乱
④解決への努力
⑤受容
という心の過程を経て、回復していきます。
(この過程は、紹介されてるWebサイトによって微妙に違ったりしますが、大枠は似ています)
「なんだかモヤモヤする」
「辛い、この傷はいつ癒えるんだろう?」
このように悩んでいる時は、その過程の中のどこにいるのか、探してみても良いかもしれません。
◆障害受容という5つの過程
上記で紹介した5つの過程は、医療業界で【障害受容】と言われていて、このステージ理論に基づいて心の回復を行っていく、のだそう。
実際にリハビリテーションの臨床現場において、【障害受容】を使用した治療を、リハビリテーションのプロであるセラピストさん達が活用されています。
(この記事では、障害受容について個人の課題か社会の課題か、に関しては一旦省かせていただきます)
「回復の過程を知ったところで、回復しないじゃないか…」
と思われる方もいるかもしれません。
しかし、心に回復の過程がある事を知っていると、少しだけ冷静になれます。
「今はこの段階だから、次はこうなるかも…」
のように、未来が分かると少しだけ心に落ち着きや安心感が生まれます。
何事も先行き不透明だと、不安になることが多いですが、次に起こる事が分かっていると準備やイメージがしやすいものです。
なので、心が回復しなくてモヤモヤが続く時は、この5つの回復過程があるんだなぁーって意識してみてください。
◆実際に回復する過程を、私の体験を元に障害受容へ当てはめてみました。
体験内容は、私の親しい人が大病を患い、とてもショックを受けて、私自身すごく落ち込んだ時のお話です。
◆①ショック【最初に病気を知った時】
初めに病気の事実を聞いた時は、ショッキングな気持ちや、何のことかよく分からなくなってポカーンとした感情もありました。
◆②.③ 否認と混乱【病気を知った翌日】
「とは言っても、これって何かの間違いでしょ?」
とさえ思って、その事実を受け入れてない自分がいました。
しかし、翌日から少し冷静になり始め、…なぜなんだ?と思うようになり、病気への怒りと悲しみで心がいっぱいになり、仕事中に涙が止まりませんでした。
(会社の同僚にバレないように、その日はPCメガネをしてデスクワークしてました😅)
◆④解決への努力【なぜ病気になったのか?その意味を探し始めた】
そもそもなぜ病気になってしまったのか?
もしかしたら意味があるのかもかれないし、意味は無いかもしれないし。
けど、結果が分からなくても意味を探すことで冷静になったり、自分の気持を落ち着かせる効果もあるんじゃないかと感じました。
◆⑤受容【退院後にやりたい事を沢山話す】
ここまで来ると最初のショックよりもかなり落ち着いてきて、早く治して何かしよう!という方へ気持ちが傾き始めました。
この受容の時に、とくに大事だなぁと感じた事が、【未来のことを話す】でした。
仕事でも恋愛でも言えることかもしれませんが、暗い未来より明るい未来を語る方がワクワクしませんか?
目標が出来る事でそこへ意識がいき、前向きな気持ちになれるのかなぁと。
沢山立ち止まって考えた後は、切り替えられるタイミングでいいので、前向きな【これからの未来】に目を向けることもオススメです。
※④解決への努力や⑤受容、の過程まで来れない時は無理せず立ち止まって、心の休息を優先した方が良いかもです。
◆まとめ
◆始めの方に少し書いたのですが、【障害受容】という存在を知っておくだけでも、心の回復に影響があるかと思います。
何か心が傷付く出来事があったとしても、まったく先が見えない状態で苦しむのではなく、次の過程が見えていることが大事かと。
そのことで希望を想像出来たり、一歩引いて冷静になることで、心を落ち着かせられるんじゃないかと感じました。
◆信頼出来る人と共有する。沢山話す。
悩みを人に聞いてもらったり、悩みを一緒に共有する事の絶大さは、計り知れないです。
今回のショッキングな出来事で、改めて感じました。
悩み、モヤモヤを自分一人で抱え込むのは、
一人でに重い荷物をずーっと持っているようなものです。
目に見えない物の重さも軽くしていきましょう〜。
皆さんも何かショッキングな出来事があって心が回復しない時は、障害受容の過程があることを思い出してみてください〜。
おわり。